

BioWhittaker™ 専門培地
ProNS0™ 既知組成, タンパク質フリー培地
非動物由来 NS0発現培地
NS0細胞株は、組換え型哺乳類タンパク質の発現に広く利用されています。このプラットフォームを選ぶ理由は以下に挙げられます:
- タンパク質生成レベルが高く安定なハイブリッド細胞を形成
- 内因性抗体や抗体断片の分泌を阻害
- 浮遊培養における凝集塊形成を阻害
- 多くの場合、組換え型タンパク質生成物に対する有害なタンパク分解酵素活性がない
ProNS0™1および2既知組成(CD)培地は、ProNS0™脂質CD添加因子と共にNS0の培養を最適化します。
- 広い領域にわたるNS0の栄養学的ニーズをカバーするため2種類の最適化された組成が入手可能
- ProNS0™脂質CD添加因子で滴定を行うことによりタンパク質生成がさらに増加
- タンパク質フリーで既知組成の培地
- タンパク質の精製を簡易化
- ロット間の安定性を高めて性能の信頼性を保証
- 非動物由来の化合物のみ使用しているため規制に伴う負担を軽減
右側の図中のデータは、ProNS0™1および2のCD培地でのタンパク質生成量が、競合他社の培地での生成量よりも多いことを示しています。他の実験でも同様の傾向が見られました(データは示してありません)。
用途
- NSO細胞の高密度培養
タンパク質産生 — ProNSO™ 培地
ProNS0™ 培地と競合製品との NS0 細胞を用いた IgG 産生能の比較。2つの125 ml シェイカーフラスコに200,000個の NS0 細胞を30 ml の培地に懸濁し、100 rpm で培養した。細胞は、それぞれのテスト培地に予め培養し、1回継代してから本培養を行った。