

BioWhittaker™ 培養試薬
ウイルス血清
補体結合(CF)反応とは、特異抗体あるいは特異抗原の有無を検出する目的で実施される免疫検査です。補体結合反応試薬には、モルモット補体、ヒツジ赤血球、および溶血素が含まれます。
CF 反応には、次の2つの基本原則があります。
- 補体は抗原抗体複合体に対して不可逆的に結合します。 結合の程度は、抗原または抗体のいずれかの相対濃度によって制御されます。
- 同種抗体(同種溶血素)の存在下でのヒツジ赤血球の溶解は補体の存在に依存します。
補体結合反応は次のように解釈されます:抗原+血清+補体+感作化されたヒツジ赤血球
- 抗体あり = 溶血なし
- 抗体なし = 溶血あり
インフルエンザウイルスは、トリ赤血球(RBC)を凝集させることが知られています。その後、多様なウイルスが複数の異なる赤血球を凝集することも明らかになっています。ウイルスは、赤血球凝集(HA)アッセイ下のヒツジ赤血球、トリ赤血球、およびモルモット赤血球を凝集することが明らかになっています。また、特定の抗体は、赤血球凝集抑制(HAI)アッセイの開発に繋がる赤血球凝集を抑制できることも観察されています。HA-HAI の性能は、迅速かつ容易なウイルス抗原および抗体双方の定量化に重要です。HAI アッセイの選択性および検出感度は、HA 抗原の性状、抗体との相互作用に依存し、試験対象のウイルスごとに異なります。
補体結合試験には、抗 sRBC 抗体、溶血素、血清 (通常モルモット由来) をあらかじめ結合しているヒツジ赤血球細胞 (sRBC) が使用される。捕体は、抗原・抗体複合体と相互作用する血清タンパク質システムである。この反応によって、赤血球細胞の溶解を引き起こす細胞膜の孔の形成が起こる。
オーダー情報
カタログ番号 | 製品名 | 製品情報 | 保管条件 | サイズ | 定価 (円) |
お問い合わせ |
---|---|---|---|---|---|---|
30-956J | 補体【 モルモット 】 Complement – Guinea Pig |
復元溶液中で凍結乾燥した状態で提供 | ― | 5 ml | 終売 | 終売 |
55-402J | 溶血素 Hemolysin |
ウサギ抗ヒツジ赤血球血清 | ― | 100 ml | 終売 | 終売 |