ロンザの凍結ヒト肝臓細胞の全てのロットにおいて、解凍後の生存率および細胞数を確認しています。製品によってはCYP代謝酵素活性、CYP誘導試験(mRNAレベルおよび酵素活性)や薬物トランスポーター活性（取込と排出）について確認しています。各情報は製品のLotごとに提供されているCoAに記載してされています。

アプリケーション

• 薬物代謝酵素阻害試験 – DonorPlex™を推奨
• CYP誘導試験 – HUCPIを推奨
• トランスポーター試験 – HUCPIを推奨
• 毒性試験
• 肝ヒト化動物モデル作製
• 臓器再生研究
• 肝炎・肝繊維化研究

ヒト接着肝臓細胞
ロンザのヒト接着肝臓細胞は、お客様のご用途に応じて2タイプの製品をご用意しています。カタログ番号HUCPIは代表的な誘導剤によるCYP誘導試験データおよびトランスポーター試験データを細胞購入前に入手可能です。また7日間の培養が可能なことを確認済みです。カタログ番号HUCPGはリーズナブルな価格にて、全般的な用途にご利用いただけます。また5日間の培養が可能なことを確認済みです。どちらの製品も浮遊状態での代謝試験データが入手可能であり、またスフェロイド形成能および96ウェルプレートでの培養が可能なことを確認しています。

DonorPlex™ ヒトプールド浮遊肝臓細胞
DonorPlex™は、10、20および50ドナーの製品ラインナップを揃えたヒトプールド浮遊肝臓細胞です。10、20ドナー製品には、女性ドナーのみ/男性ドナーのみの製品もございます。独自の代謝予測アルゴリズムにより、製造ロットが変わっても一貫性のある代謝プロファイルを持つ新ロットをご提供することが可能です。肝ミクロゾームでは見る事のできないトランスポーターを含む包括的な薬物代謝活性測定など、DonorPlex™によるセルベース阻害剤試験をお奨めします。