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トップページ > 製品情報 > 遺伝子導入 > Nucleofector® テクノロジーの特長と可能性 > Nucleofector® の概要
1998年に開発されたNucleofector® テクノロジーは、初代細胞や遺伝子 導入の難しい細胞株を導入対象とした初の高効率非ウイルス性遺伝子導 入法として、2001年に研究市場に紹介されました。
ヌクレオフェクションは電気パルスにより細胞膜に瞬時に細孔を形成する技術です。Nucleofector® プログラムと細胞種ごとに最適化された専用試薬の開発による総合的な手法を採用し、細胞質へはもちろん、さらに核膜を通して核内への遺伝子の導入を実現しました。これにより、細胞種によっては99%という高導入効率と細胞増殖に依存しない遺伝子導入の実現が可能になりました。
正常ヒト皮膚線維芽細胞(新生児)に2.5 μgのeGFP(高感度GFP)をコードするTMR標識したプラスミドDNAを導入。導入2時間後、細胞は3.5%PFAにより固定され、共焦点顕微鏡で観察された。導入プラスミド(TMR標識)(A)、導入、発現されたGFP (B)、核(DAPI染色)(C)、以上3つを重ね合わせたもの(D)を示した。
Nucleofector® テクノロジーは、Nucleofector® 装置および細胞別のNucleofector® キットを組み合わせたものです。
3種類の装置プラットフォームに加え、拡張のた
めの装置も提供しています(下記の表参照)。
最新型 | 96-well 拡張 | ハイスループット | 基本装置 | |
---|---|---|---|---|
装置 | 4D-Nucleofector® システム |
4D-Nucleofector® 96-well ユニット |
HT Nucleofector® システム |
Nucleofector® 2b デバイス |
ユニット | ||||
スループット (サンプル/回) |
少数-中程度(1-16) | 少数-多数(1-96) | 多数(384) | 少数(1) |
反応容量 | 20 μl + 100 μl | 20 μl | 20 μl | 100 μl |
電極材 | 導電性ポリマー | 導電性ポリマー | 導電性ポリマー | アルミニウム |
細胞数(小)(20 μl) | 2 x 104 – 1 x 106 | 2 x 104 – 1 x 106 | 2 x 104 – 1 x 106 | - |
細胞数(多)(100 μl) | 2 x 105 – 2 x 107 | - | - | 2 x 105 – 2 x 107 |
DNAベクター量/ サンプル |
0.2 – 1 μg(20 μl) 1 – 5 μg(100 μl) |
0.2 – 1 μg | 0.2 – 1 μg | 1 – 5 μg |
siRNA量 /サンプル (濃度 2 nM – 2 μM) |
0.2 – 200 pmol(100 μl) 0.04 – 40 pmol(20 μl) |
0.04 – 40 pmol | 0.04 – 40 pmol | 0.2 – 200 pmol |
20 μl Nucleocuvette® ストリップ |
■ | ■ | - | - |
24 ウェル培養プレート | ■ | ■ | - | - |
96-well ユニット との互換性 |
■ | - | - | - |
品番 | AAF-1003B( コアユニット) AAF-1003X( Xユニット) AAF-1003Y( Yユニット) |
AAF-1003S | AAU-1001 | AAB-1001 |