凍結初代神経細胞によって、手間の軽減と細胞培養研究の加速が期待できます。解凍・培養後すぐに高品質な初代神
経細胞を得ることができます。
この高品質の凍結保存初代培養細胞を使用すれば、費用効果の高い方法で神経初代細胞の培養を行い、動物管理のための高額な費用と時間を削減し、研究のスケジュールを管理しやすくなります。

由来組織

• 初代ラットニューロン：良質な胎児脳神経初代培養細胞（膠細胞を含む）の自然混合物としてラット脳から単離
• ラットアストロサイト：ラット脳から採取され、一度継代された後凍結保存
• 初代マウスニューロンおよびアストロサイト：2種の異なるマウス系統（C57 BlackおよびCD1）から単離

用途

• 遺伝子導入
• 電気生理的性質、神経伝達物質・受容体機能の研究
• 抑制性・興奮性イオンチャネルの研究
• 受容体シグナル伝達研究
• 細胞内輸送研究
• 神経毒性研究

細胞試験および規格

• ラットニューロン – ラット神経細胞の各バイアルは、マイコプラズマ、細菌に汚染されていないことを保証追加の分子検査および免疫科学的検査（PGP（神経線維タンパク質）およびTuj（ニューロン特異的クラスIIIβチューブリン））は疑似発送条件で実施済み（特定の細胞型は変更の可能性あり）
  凍結保存前に、皮質ニューロンおよび線条体ニューロンの各バイアル（1 ml）には400万以上の生細胞が含まれ、海馬ニューロンのバイアル（0.25 ml）には100万以上の生細胞が含まれる
• ラットアストロサイト – 各バイアル（1 ml）には100万以上の生細胞が含まれるコンフルエンス後、アストロサイトは再播種用に回収するか、後日の使用のため凍結保存可能
  アストロサイトの各バイアルはマイコプラズマ、細菌に汚染されていないことを保証アストロサイトの増殖特性および形態（GFAP）はバッチ試験にて確認済み
• マウスニューロン – 各バイアルには400万以上の生細胞が含まれる
  細胞型に応じた特定の神経マーカーを検査済み
• マウスアストロサイト – 脳の海馬、皮質および線条体から単離された混合群
  アストロサイトは一度継代された後凍結保存